ダヴィンチ Pro EVO
本体納品時の梱包状態
本体のセットアップ
※本体のセットアップはエンジニアによる有償作業を推奨しております。
Step.1エクストルーダーの取り付け
※作業時は本体の電源を入れないでください。
① 電源がオフになっていることを確認したうえで、エクストルーダーに加熱用ケーブルを装着します。
② 同梱されている専用スクリューレンチを使用しエクストルーダーホルダーに3か所ネジ止めを行い固定します。
Step.2フィラメントのロードの準備
① ガイドチューブを背面のフィーダーモジュールに挿入して固定します。
② もう片方の先端に【透明チューブ】を通して、プリントモジュールの材料供給口にチューブを挿入します。
③ ガイドチューブ・ケーブル類を（A）クリップで固定し、（B）トップカバークリップを装着します。
④ マグネットシートのフィルムを外し、プラットフォームに合わせて貼り付けます。
⑤ 取り外し可能なマグネット用鋼板をマグネットシートの上に置きます。
⑥ フィラメント軸固定架を下ろし、フィラメントを装着した上で、フィラメントの先端を材料供給口に入れます。
Step.3フィラメントのロードの開始
① フィラメントのアイコンを選択します。
② ロードを選択します。
③ 次へを選択します。
④ ▲を長押ししてフィラメントをロードします。
⑤ 材料供給口までフィラメントが達すると自動でロードされます。
Step.4プリントベッドのキャリブレーション
プリントベッドの水平を調整します。
① メンテナンスのアイコンを選択します。
② キャリブレーションを選択することで、自動調整を行います。
Step.5Zオフセット
プリントノズルとプリントベッドの隙間を調整します。
① Zオフセットを選択します。
② ▲と▼で隙間を調整し、適用を選択します。
※隙間は名刺1枚分（約0.2mm）
造形までの流れ
ここではUSBメモリで印刷を行う場合の簡単なセットアップ方法をご紹介します。
Step.1ソフトウェアのダウンロード
① XYZPrinting社のウェブサイトにアクセスします。
XYZPrinting社ウェブサイト
② ユーザー登録を行い、カスタマーサポート → ダウンロード → ダヴィンチProEVOの順で選択します。
③ ダウンロードページよりソフトウェア【XYZPrint】をダウンロードします。
Step.2造形ファイルの作成
専用ソフトウェア「XYZprint3」で、配置/サポート材生成・造形材料を決定します。
Step.3造形の開始
USBから造形データを選択し、「OK」ボタンで造形を開始します。
① USBメモリを接続します。
② USBメモリのアイコンを選択します。
③ ジョブデータを選択します。
④ 印刷を選択します。造形が開始されます。
Step.4造形完了
造形プレートから造形物を取り外し、必要に応じてサポートを除去してください。
主なメンテナンス
ノズルのクリーニング
① フィラメントをアンロードし、トップカバーを取り外しした後、透明チューブを押し込みながらガイドチューブを取り外します。
② タッチパネルのメンテナンス→ノズルクリーニングの順に選択します。
③ ギアクリーニングブラシを使用し、ギアの清掃をします。
④ 注入口クリーニングワイヤーを使用し、ノズルの中に溜まっているフィラメントを押し出します。
⑤ クリーニングワイヤーをノズルの下から挿入し清掃を行います。※ノズルは非常に高温になっているため、作業時は注意してください。
推奨フィラメント保管方法
フィラメント（特にPLA素材）は湿気を吸収すると水分を含んでしまい、造形不良やノズル詰まりが生じやすくなります。
※ 劣化したフィラメントは非常に折れやすくなります。
フィラメント劣化による造形不良を防ぐため、造形後、以下の保管方法を推奨しております。
① 全自動防湿庫での保管
乾燥材の交換不要
メンテナンスフリーで使用可能
全自動防湿庫
品番：AD-120A
② フィラメント乾燥機での保管
真空パックは再利用が可能で、環境にやさしく実用的です。
フィラメント乾燥機
品番：ochun2vtxs1f06u131
How to Use
